ここでは大谷國彦の傾倒している仏教哲学を、簡潔な言の葉３１編を選び、日めくりカレンダー（ＭＵＳＯＵＡＮカレンダー）として表わしたものをご紹介させて頂きたく作成致しま した。選ばれた言の葉の多くは、 禅宗、浄土真宗において、古来から受け継がれてきたものです｡そして解説文の多くは、私が特定の宗派に偏らず、仏教真理を分かり易く表したもので、私の人生の道標でもあり、 経営の道標でもあります。 カレンダーには、注釈文を付けていますが、このページでは、 一般の方々にも分かり易い様に、更に平易な解説文を付け加えてみました。
日々、色々な問題に遭遇する皆様の人生の道標にもなれば、この上ない幸せです
皆さんのご感想・ご質問など御座いましたら是非お聞かせ頂きたいと存じます。

1. 一期一会（いちごいちえ）
   
   
2. 小さきは、小さきままに、花咲きぬ、野辺の小草（のべのおぐさ）の、安けさを見よ
   
   
3. 岩もあり、木の根もあれど、さらさらと、たださらさらと、水の流るる 甲斐和里子
   
   
4. 梅早春を開く 青山俊董
   
   
5. どの角度より、見れど美しきものあらじ、良き角度より見るが、よろしも 藤 秀翠
   
   
6. 喫茶去（きっさこ） 趙州和尚
   
   
7. 桃李不言下自成蹊 青山俊董
   
   
8. 独りを慎しむ（ひとりをつつしむ）
   
   
9. ともしびを、たかくかかげて、わがまえを、ゆく人のあり、さ夜なかの道 甲斐和里子
   
   
10. 自然法爾（じねんほうに）
    
    
11. 慈しみ、汝がその胸に、徹るまで、悲しみ堪えて、立たす佛
    （いつくしみ、ながそのむねに、とおるまで、かなしみたえて、たたす、みほとけ）井上善右衛門
    
    
12. 授かりに気づく 青山俊董
    
    
13. 和 顔 愛 語（わげんあいご）無財の七施
    
    
14. あれを見よ、明日は散りなむ、花だにも、生命（いのち）の限り、ひと時を咲く九条武子
    
    
15. いつの日に、死なんもよしや、彌陀佛の、み光の中の、御命なり白井成允
    
    
16. 奈がながの（長々の）、月日をかけて、御佛（みほとけ）は、そのみこころ（御心）をとどけたまえり西川玄苔
    
    
17. 掬水月在手 青山俊董
    
    
18. み恵みを、受くる事のみ、多くして、ささぐる心、常に、貧しき
    
    
19. 水のように空気のように 青山俊董
    
    
20. 智者は一直線愚者は千鳥足（ちしゃは、いっちょくせん、ぐしゃはちどりあし）沢木興道
    
    
21. 信いたるところとどこおらず慈雲尊者
    
    
22. きみは、きみで、いいんだよ竹下哲
    
    
23. 赤き花、赤しと見つつ、白き花、白しと見つつ、今日も、足らえり岡本かの子
    
    
24. 天下無敵
    
    
25. 少水も、常に流れば、則ち能く、石を穿つが如し遺教経
    
    
26. 災難に逢ふ時節には災難に逢うがよく候、死ぬる時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候良寛禅師
    
    
27. 投げられたところで起きる小法師かな青山俊董
    
    
28. 大いなる、ものに抱かれ、ある事を、今朝吹く風の、涼しさに知る山田無文
    
    
29. この秋は、雨か嵐か、知らねども、今日の勤めに、田草とるなり
    
    
30. 柔軟心（にゅうなんしん）
    
    
31. 花に蝶々、衆生に佛、はなれられない、わけがある藤秀翠